Ocean Survey

 陸、汀線は空からのグリーン
レーザスキャナで計測。

 水中はナローマルチで計測し
データを合わせて完全な3次元
データを作成。

海の計測技術

海の計測技術


茨城の海と私たち

「いばらき」は194 kmほどを海に面し、その海から多大な恩恵を受けています。

日立・常陸那珂・大洗・鹿島の4つの港湾、平潟・大津・久慈・那珂湊・波崎など10の漁港、そして日本の水浴場55選に
選定されている大洗・波崎をはじめとする19ヶ所の海水浴場。

昔から自然豊かな海岸を持つ「いばらき」は海の恵みに溢れており多くの文化人に愛され続けてきました。

港湾は2008年に日立港・常陸那珂港・大洗港が統合することで発足した茨城港は国の中核国際港湾に指定され、鹿島港と
共に重要港湾に指定されています。

株式会社コウノも、この海を愛し、大切にし、創業当初より測り続けてきました。

Multi-beam
  echo sounder

マルチビーム

マルチビーム測深器

船に搭載したマルチビーム測深器から海底に向け音波を扇状に発射し、反射した
音波を捉えることで広範囲に海底地形の3次元データを取得します。

小型化・軽量化されたマルチビーム測深器を導入する事で艤装が困難であった
小型ボートやAUV、ROVへの搭載も可能になりました。

マルチビーム測深

扇状(スワス状)に数百本の音波を同時に発射します。
・仕組み: 船の進行方向に対して直角に広がる音波を放ち、一度に「面」として地形を捉えます。
・測り方: 扇状の照射範囲が少し重なるように船を走らせることで、ブラインドスポット(測り漏れ)のない、
 
高密度な3D点群データを作成します。

3次元(マルチビーム)測量を行う場合、船の揺れや位置を正確に補正します。
・GNSSアンテナ: 船の正確な平面位置(緯度・経度)を特定。
・IMU(慣性計測装置): 船の傾き(ロール、ピッチ、ヒーブ)を検知。
・音速変化計: 水中の温度や塩分濃度による音速の変化を補正。

Green Laser × Multibeam

Green laser
   ×
  Multibeam

シングルビーム測深

船底から真下に向かって一本の音波(ビーム)を発射します。

・仕組み: 音波が底に反射して戻ってくるまでの時間を計測し、音速を掛けて
 
水深を算出します。
・測り方: 船を格子状(碁盤の目)に走らせ、その軌跡に沿った水深データを
 
集めます。データの間は推定計算になるため、細かな凹凸を見逃す可能性
 
があります。

シングルビーム測深

2次元・3次元音響測深器

海の中も3次元へ。
シングルビーム測深器からマルチビーム測深器と、ご要望に合わせた計測方法で海・川の深浅測量を実施します。
また、海の3次元計測は、水部は船搭載のナローマルチ測深器で、船体が侵入できない陸部、浅瀬ではグリーン レーザスキャナ搭載ドローンで全ての地形を3次元データ化します。

コウノのICT・3次元技術の紹介ページはこちら 


GPS無人リモコンボートによるマルチビーム3次元深浅測量

自律航行無人
リモコンボート

GPS・測深器を搭載し、自動プログラミングで走行可能。
有人ボートでは困難な浅瀬や危険水域での深浅測量が可能な為、
作業者の安全を確保しながらの作業が可能です。

海洋測量専門の資格

海洋の利用、開発、環境保全などのための水路測量に従事する技術者の資格である「水路測量技術検定 沿岸級」を保有しています。
水路測量とは、水路業務法では「水域の測量及びこれに伴う土地の測量」と記されており、水面下の深さとその位置を知る測量、
海岸線の測量、港湾施設及び海上から確認できる目標物の測量などを実施する資格となります。

※水路測量技術検定 沿岸級は港湾級も網羅しているので港湾級の資格も兼ねています


宜候・ヨーソロー

「ヨーソロー」とは昔から使われている航海用語で
船を直進させることを意味する言葉。
私たちも衛星位置情報システムが導入される前は
船頭に立ち、この言葉で航行方向を操縦士に指示
して測量を行っていました。

六分儀